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〜 OB日記 〜

Vol 9. 大川内 純一

「大人になれ、バカになれ」


 「大人になれ、バカになれ」と高校時代、宮本先生や岩井コーチに言われ続けた、35回生の大川内純一と言います。
 もう何年も初蹴りにすら行っていないので、初めましての方々が多いと思います。


 私の近況を述べますと、法政大学を卒業し、とある芸能プロダクションに入社し、タレントの方々のマネージメントの仕事をしています。

 皆様の想像しているマネージャーという職業は朝、タレントを起こしに行き、荷物を持ってあげて、テレビ局で仕事して、自宅まで送り届けるといったことでしょうが、私が所属するプロダクションは全くそんなことを重点に置かず、営業と言われる仕事に近いと思います。


 タレント本人、会社と今後どういった方針で活動していくか、どの媒体に売り込みに行くかなどを定めて、そこに営業しに行く、これが私が今行っている業務です。

 今年は運良く、「今年ブレイクしたタレントは誰?」という質問をすれば、おそらくベスト5には入るだろうタレントの担当をしました。

 去年の年末に相方の西河内にその名前を出したとしても「誰?」と言われるような人だったので、自分自身こんな現象になったのはビックリしました。


 その子はこの業界に入ったのも初めてで、マネージャーがつくことも初めての経験だったので、本当に二人、もしくは上司を含めて、何回もミーティングを重ねました。

 とはいうものの、全く売り込んだとしても最初はスタッフの方々も首を縦に振ってはくれず、やきもきしたりと、その繰り返しでした。

 でも、有難いことに手を挙げてくれた番組で衝撃を与えると、日に日に反響は大きくなっていったのです。


 本当にスピードというか回転が速い業界だと思います。

 フワーとしていると、すぐに取り残されてしまう怖い業界だと思います。

 だから、テレビも観るし、本も読むし、もちろん人と人の仕事だったりもするので、付き合いもたくさんあります。

 こんなところが私の近況です。


 冒頭にも書きましたが、最後まで言われ続けた言葉、「大人になれ」という言葉、実は当時は大っ嫌いでした。

 大人になるということがそもそもわからなかったし、わかってなさそうな人がもっともな大人のフリをしているのも、何か違うなぁと思いましたし。

 最悪、高校生だし、だなんて思ってました。

 とはいうものの、宮本先生の「バカになれ」という言葉にも何にも応えられていませんでした。

 当時はものすごく中途半端だったんだと思います。


 しかし、現在、仕事をしていると、こんな仕事をタレントにやらせたいとか考えたり、会議などをやっていると、「バカになること」ってすごく大事だと思うようになりました。

 「バカになること」で多くの発見がありましたから。

 とりあえずニヤニヤしながら考えを練り、実際行動してみて、どんな反応が得られるかということを繰り返しています。

 でも、本当にそんなことで新しいものが生れたのです。


 最近、ギャル雑誌の取材をタレントが受けた時、高校生のギャル達と話しましたが、言っていることは無茶苦茶ですが、すごいパワーを持ってました。

 ちょっとそのはけ口は違うのではないか?と思いますが、全然否定できないんです。


 現役高校サッカー部の皆様、あなた達はそのギャル達と同じ年代で、おそらく私以上、宮本先生やコーチの方々以上に「バカなこと」を即座に考えられるパワーを持っているはずです。


 「大人になるフリ」なんていりません。
 「フリ」はすぐばれます。


 色々ニヤニヤ考えて、こんなことがまかり通るわけ無いだろうという所から始め、それがどうやると皆から受け入れられるのだろう?とか、どう努力したらいいんだろう?とか、たくさん考え、最上段にぶつけてみてください。


 私は今でも最上段に帰る時、宮本先生を含め、コーチ陣に自分の答え合わせに行きます。

 自分を中学時代から見てくださっている方々ですし、自分が一人の男としてどうなんだということをちゃんと見てくれるからです。

 そんな訳なので、まだ大人になれていないのかもしれません。

 ただ、最上段はそんな場所なんだろうと思います。

 なので、安心してぶつかってみてください。


 長々となってしまいましたが、サッカーのことを書かずにすみませんでした。
 サッカーのことは他の先輩に聞いてください。




                        2007年09月26日
                        35回生 大川内 純一

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