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〜 OB日記 〜

Vol 1. ブラジル到着

 

 

 日本の裏側より、失礼いたします。

 41回生の信広 翔です。

 

 現在僕は、大学を休学し、なんと日本の裏側にあるブラジルに来ています。
 (詳しくはOB日記をご参照ください)

 つい先日、約半年間というブラジルでの限られた貴重な時間がついにスタートし、不安や期待といった様々な気持ちを楽しみつつ、慣れないながら充実した生活をしています。

 

 日本を出る前に、宮本監督、なおさん、きくさんと飲む機会があったのですが、そこで「ブラジル生活の日記を城北のHPに載せてみんか」という有難い話が舞い込んできました。

 何かで伝えたい、残したいと思っていたので、これは願ったり叶ったりのお願いであったので、恐縮ながらぜひやらせていただきたいと思います。

 (1週間に1回は更新できるよう努力しますので、お楽しみに・・・)

 

 

 その、記念すべき第一回目の日記です!
 (日記風に書こうと思うので、言葉遣いなどはどうかお気になさらずに)

 

 

 2009年8月8日午前11時。サンパウロ・グアルーリョス空港到着。

 ついに、待ちに待ったブラジルの地を踏みしめた!!

 「これからどんな人々と出会って、どんな生活をおくるんじゃろー」と、ドキドキワクワクしていてもたってもいられなかった。

 

 慣れない懐かしいボルトガル語を使ってちょっと強くなったような気分を味わいながら、バスのチケットを購入して宿泊先へ向かう。

 宿泊先は、サンパウロ・モンチアズール。

 都市のど真ん中にあるスラム街(ブラジルではファベーラと呼ぶ)のすぐそばに、僕たちの宿泊先がある。

 現在は、僕の企画しているスタディーツアーとして、そこに全部で5人の日本人学生とともに、その家の家族と仲良く生活している。

 長年ボランティアを受け入れ続けているその家のおばーちゃん(リンダウバ)は、僕らを家族同然のように迎えてくれた。

 寝る場所はリンダウバ家の屋根裏部屋。天井は低いが、意外と広くとても快適に過ごせる。

 最大10人ほど収容可能なようで、一室一室カーテンでしきられただけの屋根裏部屋は、どこかの合宿所のようでテンションが上がる。

 

 8日、9日は週末だったので、仕事はお休み。

 リンダウバ家の家族とともにサンパウロ観光へ。

 映画で見るような大きく美しいセントロ大聖堂や、「ここは日本か?」と思わせるような、日本語の看板や日系の人々が多く行きかうリベルダージ、そして・・・サンパウロF.C. のホーム「モルンビスタジアム」へ。

 

 チケット代は、一般50レアル、学生25レアルのアマラオン(黄色)シート。
 (※現在のレート:1レアル=約55円)

 外国人から見たら日本人の顔は皆同じだろうという浅はかな推測で、友達の国際学生証を使いまわしてみたところ・・・
 
 成功。
 
 あっけなさすぎたが、チケットを買えた時点で気分は最高潮!
 もちろんサンパウロF.C. のユニフォームは交渉で安く購入していた。

 

 スタジアム内はというと、すごいとこわいを足して2で割ったような熱気。

 「座ってない人おらんとか、どんだけなん(笑)」

 全員といっていいほどのファンたちが、腹の底から図太い声を出し、ピッチ上で輝く選手達を応援していた。

 

 サンパウロF.C. には、かつて浦和レッズでも活躍した巨神兵ワシントンが大活躍。

 相変わらずほっとんど動かんのに、ボールを受けると最高の働きをする。

 相手DFを跳ね飛ばし強引に突破したと思いきや、あっと言わせる鋭いスルーパスも。

 前半終了間際には自ら得点も決め、スタジアムを最高潮に沸かせた。

 彼の働きもあり、結局3 - 1でサンパウロF.C. の勝利。

 最高のゲームで、しばらくファン達の雄叫びは鳴り止まなかった。

 

 と、まあ週末はしっかりと楽しみました。

 観光に来たわけじゃないですよ!

 楽しむ時は楽しまんとね。

 

 10日 (月)は、これからボランティアとして働く場所を見て回った。

 ファベーラの中で働くのだが、その中の坂を上って遠くまで見渡した時、道路の反対側には高層ビルが立ち並んでいるのを見て衝撃を受けた。

 貧困層のすぐそばで、富裕層の人々が平然と働いているのである。

 「こんな顕著に貧富の格差って表れるんだなー・・・」

 

 この日は、長年このモンチアズールに関わってきたエバさんという方にお話を聞く機会がありました。

 エバさん「21歳まで自分のためだけに生きてきたが、『働く』ことが私を変えた。」

 働くとは創造すること。

 人間にとって働くというのは生活の基盤であり、それは必ず人生に大きく関わってくる。

 モンチアズールという小さなコミュニティー、つまり小さな社会で働いたことで、多くの人のことを深く知ることに始まり、相手や自分、組織、さらには自然を尊敬することを学んだ。

 

 ちょっと難かったけど、僕なりにまとめるとこういうことだ。

 働くというのは何かを生み出すことであり、それは生活の基盤である。

 自分の仕事が認められるということは、自らが生み出したものが認められるということでもあり、それは自己実現につながる。

 つまり、他者との多くのことで深く関わり合いながら、切磋琢磨して自分を磨いていくのだ。

 そのためには、多くの人やもの、自然を尊敬することが必要である。

 

 とまあこんな感じ。。。

 

 仕事とは創造すること。

 今までにない価値観で、とても興味深い話を聞くことができました。

 

 何よりも、人との出会いに感謝です!

 もっと色んな人と接して、色んなこと体験して、色んなこと吸収して日本に帰ろうと思います。

 

 建設やペンキ塗り、パン屋の手伝いや木工所の手伝いまで毎日大変なので、毎日行っているミーティングが終わると、スタディーツアー参加者の皆は気を失ったかのようにベットに倒れこんでいます。

 それでも起きている強者達は、最高に冷えたうまいビールと、ブラジルの地酒カイピリーニャを眠くなるまで飲み交わして、夜は騒ぎたおしてます!(笑)

 

 そんなこんなで、毎日元気に学び多き日々を過ごしています。

 

 ブラジル、最高ですよ。みんなもぜひ地球の裏側まで足を運んでください!!(笑)

 

 ではでは、次回の日記もお楽しみに。

 アテローゴ!

 

 

 

2009年08月13日
                     


2009.8.13


 

 

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