黒瀬先生からの振りに応える前に、まずは、先日まで行われた新人リーグについて、少しまとめてみたいと思います。
リーグ戦は4試合戦い、1分け3敗の5チーム中5位という結果に終わりました。
1勝もできなかったわけですが、どの試合ももう少しのところで勝ち切れなかったという印象です。
朝高戦は、前半先制して後半に追いつかれてのドロー、海田戦は、残り2分で決められて0−1の負け、山陽戦も1−0で残り2分からの逆転負け。
選手はよく戦かったと思います。
勝ち切れなかったのは監督の未熟なところだと痛感しています。
感想としては、試合前一週間のトレーニングでやったことがそのままでたということでした。
やったことがそのまま出て良いこともありましたし、強調しすぎて意図したものとは違った伝わり方をして失敗したこともありました。
やはりすべて監督が ”ヘボ”かったんですね。本当に選手はよくやってくれたと思います。
順位決定戦は、一週間、空いたこともあって新しいシステム・新ポジションを試してみました。
初めての試合ということもあって、フィットしていない部分もありましたが、どうにか勝つことができました。
新チーム公式戦初勝利!
この勢いで、春季県リーグ決定リーグに入っていくことができれば、よい結果につながると思います。
黒瀬先生の振りですよね。
”経験から学び、成長していこう。”ということでしたよね。
私も常にそれを考え、生活しているのですが・・・(黒瀬先生の言葉で言うと“たくさんアンテナを張ろう”)
まぁ、経験といっても、大きな出来事でなく普段の生活からでもたくさん感じ、学ぶことができると思っています。
最近、こんなことがありました。
娘のスカートを作っている妻との会話の中で,妻は「自分も子どものころ母親によく洋服を作ってもらっていて,自分は、友達が着ているようなキャラクターものの服が着たかったのだが、母親に作ってもらった服を着ていたら,いつも大人の人が誉めてくれた。その時はよくわからなかったが,後になってその良さが分かってきた・・・」と
その時、思ったのは、
「最近の若者は・・・」
いつの時代でも聞く言葉ですが、若者の感覚に流されず、我々大人は正しいこと間違ったことを伝えていかないといけない。
その時は、煙たがられても後からわかるものがたくさんあります。
そんな“煙たい大人”が少なくなってきているような気がしました。
それでは、少しテーマを絞って、スタッフに城北サッカー部で経験し学んだことを語ってもらい、城北サッカー部の今後の方向性を考えていきたいと思います。
温故知新?
それでは、猶崎コーチいかがでしょうか。
私は間違ったことを許さず、“煙たい大人(教師・指導者)”でありつづけたいと思います。
2004年2月18日
広島城北高校サッカー部 監督
宮本 誠