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〜 最上段のつぶやき 〜

Vol 17. 猶崎 修平 コーチ

後悔先に立たず


 そうですね〜、城北サッカー部での経験から学んだことはたくさんあるとは思うのですが、その殆どがプレイヤーの時代には気付けないでサッカー部を離れた後、気付いたことのような気がします。


 例えば、僕が現役の頃はサッカーの指導をしていただけるのが宮本先生だけというチームであり(今ではコーチだけではなくトレーナーまでいるのですから隔世の感がありますが・・・)、先生の指導力云々というよりも物理的に考えて、全ての選手に適切で効果的なトレーニングが行なわれるのが困難な状況でした。

 正直、指導者がたくさんいる県内の強豪校を横目で見つつ「うらやましな〜」と思っていました。


 そのような環境の中で当時の仲間たちと「あ〜でもない、こ〜でもない」と自分たちでメニューを考えたりしながら練習していたように思います。
 先生にも「こんな練習をしましょうよ」なんていうふうに提案をしていたように思います。

 そういった取り組み自体は大きな成果は出ませんでしたが、授業中に先生の目を盗み、ノートにチームのフォーメーションを描き、今日はどんな練習をしようかと考えるのは楽しかったと記憶しています。


 別に当時は何かを意識してそういったことをしていたわけではないのですが、社会に出てから感じたことがあります。


 それは自分が楽しいと思えることや興味があることについて自分で目標を見つけ、課題を探し、自分のやり方で目標に到達することが非常に重要でまた価値があるということです。

 また、そういった対象に出会うのはとても難しいことですが、出会ってしまえばそれに取り組む過程はとても楽しく充実感を得られるということです。


 誰でも知っているようなことですが実感としてそう思うようになりました。


 現役プレイヤーの時に気付ければ、もっと効果的に前向きに取り組めたかも知れませんが、当時の僕にはサッカーも仲間たちも、あって当然、いて当然のものだったので気付けませんでした。


 以上「経験から学ぶ」でした。



 文章が長くなってしまいましたので、宮本先生からの課題である「城北サッカー部の今後の方向性について考える」は岩井コーチにお任せします。


 それでは岩井コーチ、城北サッカー部の今後の方向性を導き出して下さい。
 よろしくお願いします。




                         2004年2月21日

                  広島城北高校サッカー部 コーチ
                            猶崎 修平

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