こんにちは、猶崎です。
菊一トレーナーからのご指名により、岩井コーチの御紹介をさせていただきます。
岩井コーチとの出会いは僕が城北中学の3年か高校の1年の時だったと思いますが、岩井さんが教育実習で城北に帰ってこられた時だったと思います。
岩井さんは九州の強豪、鹿屋体育大学のサッカー部でレギュラーを張っていて、JFL(当時のトップリーグ)からも声が掛かっているような、言ってみれば雲の上の存在でした。
今では棚の上ぐらいの存在になってしまいましたが・・・
結局、JFLにはお進みにならなかったようですが、「この城北からそんなレベルでプレーできる選手が巣立っているとは」とモチベーションを掻きたてられたものです。
当時は今ほどテレビでサッカー中継が流れることも少ない時代で、高校選手権をビデオ録画し、擦り切れるほど見ていた僕としては、テレビで見る鹿児島実業選手権準優勝メンバー(元代表前園の同期)が鹿屋に入学し、岩井さんのパシリだという話を聞いて、そのことだけで岩井さんとはすごい人だと思ってしまいました。
僕も相当ウブでした。
高校を卒業してからも夏の合宿やOB会でとてもかわいがっていただいて本当に感謝しています。
岩井さんのことを僕が語るなんて非常に恐縮ですが、僕から見た岩井さん像とは決して怒りをあらわにしない冷静沈着な方というものです。
もう10年以上お付き合いさせていただいていますが岩井さんが怒ったところを見たことがありません。
怒られているところは見たことありますが・・・。
チームがどんな状況になろうとも常に冷静でいて、選手や若手スタッフの言うことを何でも受け止めてくれる、そんなコーチです。
今年の選手権では岩井さんが壊れるほど喜んでしまうようなシーンを選手に期待します。
2004年6月23日
広島城北高校サッカー部 コーチ
猶崎 修平