超情報化社会におけるサッカーの楽しみ方
我々が高校生だった頃に比べて現在はサッカーの情報が溢れ返っております。
テレビではほぼ毎日サッカーのニュースが流れているし、サッカー専門のニュース番組もあります。
リーガ・エスパニョーラやセリエA、チャンピオンズリーグなど一体何を見たらいいのか皆さんお困りなのではないでしょうか。
(別に困ってないか・・・?)
見たいものを見ればいいじゃないかってもんではありません。
やたらめったら見ればいいってもんじゃないんです。
昔を懐かしむわけではありませんが、我々がサッカー少年だった頃は今のようにたくさんの情報はなく、月一発売のサッカーマガジンを穴が開くほど何度も読み返し(もちろんその後3年程度は保存)、年末に放送される高校選手権の準決勝・決勝を録画し、翌年の大会があるまで1年間かけて、それこそテープが擦り切れるくらい見たものです。
国見高校が初優勝したときの国見vs東海第一(現東海大翔洋)は試合展開が全部わかるくらい見ました。
もちろん国見の校歌も歌えます。(国見はうるわし♪〜中略〜ちからぞちから国見高校♪)。
そうやって何度も見ることによってわかることってたくさんあると思います。
何度も見ていると試合展開を変えるようなプレーや細かいテクニックなんかに気付いて楽しいです。
なんでもかんでも見るんじゃなくてこれと決めた一戦を何度も見るという楽しみ方を一度お試し下さい。
先日、約150のゴールシーンを集めたDVD(たったの980円)をファミマで買いました。
6人の往年の名選手のゴール集です。僕が子供の頃だったら神棚に供えて、毎日涙しながら見るような内容です。
青少年諸君お年玉の残りから千円札を握り締め今すぐコンビニに走れ!
小さいお子さんをお持ちのお父さん、お子様が物心ついたら是非一緒に見てください。
特にファンバステンは必見です。
意外とファンバステンのプレーってまとめて見たことない方が多いのでは・・・
ロマーリオが1000ゴール達成したら記念のDVD出ないかな〜。
本当に神棚に供えるのにな〜。
ロマーリオなら10,000円まで出してもいいけどな〜。
2007年 2月17日
広島城北高校サッカー部 コーチ
猶崎 修平