虎のしっぽを踏む
YUJIROのリクエストにお応えして、選手権の感想をご報告しますね。
この選手権は本当に収穫の多かった大会で、うちのチームにいろいろな「スタンダード」が確立されたと思います。
その「スタンダード」っていうのはうちの選手の持っている力や環境 (例えばしっかり勉強をしなきゃいけないとか) の中で、サッカーについて何をどこまでやらなきゃいけないのかってことです。
詳しくはまた会ったときにでも話をするけど、新チームの2年生・1年生や入学してる選手たちはその「スタンダード」に沿って色んなトレーニングをしていくことになると思います。
それからこの大会はチームの最低限の目標 (ベスト8) を達成しつつ、皆実と瀬戸内に挑戦できたのが素晴らしい経験になりました。
今までも何度か対戦することがあったけど、今回は点も取れたし、今まで以上に善戦できたと思います。
県内のトップレベルのチームに対していかにして挑んでいくのかという、うちのテーマが集約されたような試合でした。
うちの選手の集中力はすごかったです!!!
ただ皆実も瀬戸内もうちに先制された後の猛攻がすごかったです。
宮本監督は「虎のしっぽを踏んでしまった」と言ってましたが、ほんとにそんな感じでした。
この大会で感じた「スタンダード」に到達できるようトレーニングを積んで、また別の大会で虎のしっぽを踏めるように、さらに今度はしっぽを踏んで逃げ切れるようになれればと思います。
2008年 12月02日
広島城北高校サッカー部 コーチ
猶崎 修平