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〜 最上段のつぶやき 〜

Vol 113. 宮本 誠 監督

 

 

謹賀新年

 

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年 (2009年) は、皆実高校の全国制覇で幕が開け、広島のサッカー界は勿論、 広島県全体に勇気と元気を与えてくれました。

 

 我が広島城北サッカー部は、中学校の2年連続の県選手権出場や高校の県選手権3年連続のベスト8など明るい話題もありましたが、山あり谷ありの一年間でした。

 

 

 今年 (2010年) は、どうなるのかワクワクしています。

 そこで最近、よく考えることですが、「“私立”の学校の存在って・・・」

 国・県・市などが必要があるとして創った“公立”とは違い

 “勝手”に創った“私立”の存在意義は?

 何のために広島城北学園は、存在するのか?

 その中で、広島城北サッカー部は、何をするのか?

 

 

 何年か前に受けた研修で、「こんな時代だからこそ、原点に帰れ」と

 BACK TO THE BASIC.

 

 

 広島城北サッカー部の原点は?

 

クラブ理念

 広島城北サッカー部のプレイヤー及びスタッフは、サッカーを思いっきりエンジョイすることを通じ、自ら考え行動できる自立した人間になることが大事であると考えています。

 また、サッカーだけでなく人生の様々なステージで主体的に行動し、仲間に必要とされる人間に、そして世の中に貢献できる人間になりたいと思います。

 

 

 

 そうです。

 広島城北サッカー部は、

 広島サッカーの仲間から認められ、必要とされ、

 広島サッカー界に貢献したいと思います。

 

 今年は、もう一度原点を見つめなおして

 新たな積み上げをしていきたいと思います。

 

 

 

 そしてもうひとつ

 最近読んだ本にこんなことが書いてありました。

 最近、「あきらめる人」「全力を出さない人」が増えてきた。

 その人たちの口ぐせは、 『どうせ無理・・・』だと

 

 生まれた時から、あきらめ方を知っている人は、誰もいません。

 誰かがあきらめ方を教えているだけ・・・

 だと

 

 

 我が家の小学生もなにかあったら「無理」が口ぐせです。

 チャレンジせずにあきらめます。

 

 しかし、本気でチャレンジすることは、難しいことかもしれません。

 何故ならば、そこには『本気の覚悟』がいるからです。

 

 我々も、ここ2,3年、広島のBIG 3へ挑戦するチャンスをいただきましたが、

 『本気の覚悟』を持って挑戦できたかというと、やや疑問が残ります。

 

 

 

 漫画『スラムダンク』にこんな場面が

 無名の湘北高校が王者・山王工業に挑戦する試合前夜のミーティングでの

 安西先生の言葉

 

 『ウチが善戦すれば観客は沸き、拍手してくれるかもしれないね。

 そしていよいよ山王を倒せるかもしれないところまで追いつめたとしよう。

 するとどうだ、突然観客は山王の応援にまわる。無名の湘北が勝ってはいけないんだという雰囲気になっている。

 たとえ一時の善戦に拍手したとしても、人々は心の底では王者・山王工業が緒戦で消えることなど望んではいないものなんだ。

 全国制覇を成し遂げたいなら、もはや何が起きようと揺らぐことのない、断固たる決意が必要なんだ!』

 

 

 『何が起きようと揺らぐことのない、断固たる決意』

 

 敗れた時、悔しさと同時に、善戦できたことへの“若干の満足感”が我々には

 ありました。

 

 

 

 「まだまだ、偉そうなことを言うな。」

 「無理だろう。」

 というご意見があるのは、承知のうえで

 

 『本気の覚悟』を持って

      広島チャンピオンを狙う!

 

 

 『どうせ無理』への挑戦!

 YES WE CAN!

 



2010年 01月01日
広島城北高校サッカー部 監督
宮本 誠

 


 

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