日本男児
メールマガジン『我勝道と凡事徹底』より
『…男の子は、昔から、「男の子らしく、元気に強く!」と育てられる。
女の子は、昔から、「女の子らしく、おしとやかに!」と育てられる。
これは、男は弱く情けない存在なので、
子供の頃から叱咤激励しないと一人前にならないという知恵であり、
女の子は強く逞しい存在なので、
子供の頃から頭を押さえつけないとトンでもないことになるという
知恵なのではないかと 推測しています。…』
男女平等の考え方から
男子と女子の育て方を同じにした結果
『草食男子』『肉食女子』が生まれたのかも… って考えてたら
こんな本を発見
・ 社会的にも生物学的にも、現実的に男女の役割は違う部分も大きいです。
そのうえで、たとえば男性の役割について話すときには
女性はいないほうがいいことも多い。
女性側に甘えが生じるためです。
逆もしかりですね。
その意味で男女別学の意義は大きいと思います。〜成城〜
・共学では女子の目が気になり、
どうしても短所を隠したり,取り繕ったりしがちです。
しかし男子校では、
生徒たちはありのままの自分を出してぶつかり合っています。
その中で、肌感覚で『アイツすごい。でもオレだってすごい』と
お互いをリスペクトし合う気持ちが育まれていますね。
同級生の中に自分の目指すべきロールモデルを見出すことも少なくない。
それは教員も同じ。ありのままの自分をぶつけています。
だから教員と生徒もお互いのことを尊敬しています。〜開成〜
・ 思春期の男子には、男同士の横のつながりが大切です。
『そんなことをして何になるの?』という非生産的なことでも
真剣に取り組めるのが男子の良さですね。
どんなにくだらないことでもいいですね。
生徒たちが、一つの目的に向かって一緒になる経験を
もっとたくさんできるようにしていきたいですね。〜城北(東京)〜
・ 男子校では教員も男性が圧倒的に多い。
男性だけの会話では、女性に遠慮し ない本音が飛び出す。
・・・ 必ずしも男子校や女子校という環境である必要はないのだが、
男女を問わず、人生の一時期に、
同性だけで異性や自分たちの役割について自由に語り合う時間は、
なくてはならないものではないかと私は思う。〜第三章より〜
そして『おわりに』に…
良い蔵元には良い「家付き酵母」というのがいるらしい。
長い間、建屋に住み着いている酵母で、
それがそこで作られる味噌や醤油の風味を決めるという。
歴史のある男子校の学舎には、
この「家付き酵母」のようなものが住み着いているのではないかと思う。
そのような学校の出身者に母校を聞くと
「なるほど○○中学・高校っぽい!」という合点がいくことが多い。
それぞれの学校の生徒たちは在学中に
「それらしい」雰囲気を身につけて巣立っていくからだと思う。
どこの“男子校”も
男に育てる知恵が満載だ。
すぐ影響を受けるので
中1の体育の授業は、ガンガン走っています!
骨太の男に!
日本男児に!
2012年1月23日
広島城北高校サッカー部 監督
宮本 誠