謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。
昨年も広島城北サッカー部を応援いただきありがとうございました。
昨年、ベストセラーになった小説『永遠の0』にこんな一文が
本当に日本人が変わってしまったのはもっとずっと後のことだ。
日本は民主主義の国となり、平和な社会を持った。
高度経済成長を迎え、人々は自由と豊かさを謳歌した。
しかしその陰で大事なものを失った。
戦後の民主主義と繁栄は、日本人から「道徳」を奪った――と思う。
今、街には、自分さえよければいいという人間たちが溢れている。
六十年前はそうではなかった。
この『永遠の0』だけでなく
百田尚樹さんの小説『影法師』を読みましたが、
昔の日本人の素晴らしさ、
現在の日本人が忘れているものを思い出させてくれました。
私を含め日本人は日本人の素晴らしさを忘れ欧米のように考え、
それを目指してきたような気がします。
しかし、外国人のほうが日本の日本人の素晴らしさに
気づいているのかも知れません。
日本では
YES・NOをはっきり言え!
自分の意見をを主張しろ!
と
海外で評価されるのは
昨年の流大賞『お・も・て・な・し』
数年前の『もったいない』…
もともと日本は、
自分のことを後に回し、周りのことを考え、
他の人のことを考え行動していく文化があったのでは 。。。
しかし今の日本は
自分を主張する人が多い
控えめな日本人は何処に
広島城北サッカー部は、
今までも『心』を大切にしてきたつもりですが、
今年は、なお一層
周りの人たちを、仲間のことを大切に
活動していきたいと思います。
人の心を大切に、謙虚に!
2014年01月01日
広島城北高校サッカー部 監督
宮本 誠