2015年 夏
5月終わりの県総体敗戦から夏の戦いが始まった。
三年生の迷い、決断の中、
アドバンスリーグを何試合かを戦い
夏へ突入する。
8月頭に
“広島城北サッカーの父”岡光龍三さんを囲んでのOB会で
先輩諸氏の変わらぬ明るさにふれ、
そして温かい励ましのお言葉も頂き、
母校を率いる責任の重さを感じた。
恒例のお盆の“最上段魂注入合宿”
素晴らしい青年に成長したOBたちと接し、
長年やってきた歴史を感じた。
覚悟を決めた“三年生五人衆”とともに戦った選手権では、
若い頃からお世話になったチームとのナイスゲームを
粘ってどうにかPK戦で勝たせて頂き、
格上のシード校に粘りをみせるも
PK戦での敗戦。
勝たせてやれず、自らの力不足を感じた。
そして最後に
“人生初”の十二指腸潰瘍を経験し
ピロリ菌と戦い、年を感じた。
新チームはキャプテンも決まり
9月のアドバンス(ライノスも含め)を三勝一敗でスタートした。
ここからまた
『弱者の戦い方』を追求し
積み上げながら広島チャンピオンを
“本気”で目指して行きたいと思う。
2015年9月28日
広島城北高校サッカー部 監督
宮本 誠