はじめまして。
37回生の高山芳典です。
現在は日本大学の4回生で、来年には大学を卒業し、社会人になります。
来年からは、住宅業界で仕事をすることが決まっています。
私は、まわりの人よりちょっと遅かったのですが、今年の2月から就職活動を始めました。
私にとって就職活動は、“自分はなにがしたいのか”“自分は将来的にどういう人間になっていきたいのか”“自分は今までどんなことをやってきたのだろうか”など、今までの自分、これからの自分について、考える良い機会となりました。
また、就職活動を通して、様々な人たちと話をすることができ、得るものも非常に多かったです。
そうした就職活動で自分の過去を振り返ってみた時に、大きな存在であるのが城北サッカー部でした。
城北サッカー部で得た一番大きなものは、
『みんなで努力し、目標を達成する喜び』
です。
私が高校3年生のときのインターハイ予選で、城北サッカー部は15年ぶりに県大会に出場することができました。
その当時、城北サッカー部にとっては、県大会に出ることが、最大の目標でした。
いつもあと一歩のところで負けてしまい、悔しい思いをしていました。
県大会に出るため、練習では、練習開始の1時間前にみんなで集まって自主的に練習し、練習後も日が暮れるまで練習しました。
また試合では、レギュラーががんばるのはもちろんのこと、試合に出ることができない選手も、チームの勝利のために最大限のサポートをしてくれました。
こうした努力を1年間重ねて、県大会出場という結果を出すことができました。
みんなの力で手に入れた県大会行きのキップでした。
大きな喜びと達成感がありました。
1つの目標に向かってみんなで努力し、結果を出せたという経験はその後、私が困難な状況に直面した時や、難しい課題に挑戦する時に、いつも私を助けてくれました。
就職活動の時も、そうでした。
城北サッカー部には、“みんなで努力し、がんばろう”という風土が昔からあります。
私は、そうした風土は城北サッカー部の非常に良いところであると思っています。
そうした風土を失うことなく、城北サッカー部がこれかも発展していくことを期待しています。
分かりにくい部分もあったかとは思いますが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
初蹴りで、また最上段グランドへ行ける日を楽しみにしています。
2005年11月28日
37回生 キャプテン 高山 芳典