こんにちは。初めまして。
41回生の信広 翔と申します。
僕のようなものがOB日記を書かせていただけることを、大変嬉しく思います。
下手な文章ですが、僕の近況と大学生活でのちょっとした体験の報告に最後までお付き合いしていただけたら幸いです。
現在僕は、関西大学 商学部 4年生なのですが、大学を休学中です。
なぜ休学しているのかというと、8月からブラジルに半年間行くためです。
「サッカーで?」と思われる方が多いかと思いますが、もちろんサッカーが下手な僕がそんなわけがありません!
簡単に言うと、ブラジル・セアラ州にあるエステーヴァン村という、人口 300人ほどの小さな貧しい漁村でボランティアをするためです。
今回半年間行くことにしたのは、以前大学3年生の夏休みの2ヶ月間、そこでボランティアをしていたことがきっかけです。
どうしても、もう一度長期で行きたいと思って、大学を休学することに決めました。
大学3年生後期当時の現状と、その先の社会に出てからのことを考えると、行ける機会を逃してはいけないなと思ったんです。
正直僕は「人のために何かしたい」など思えるような立派な人間ではありません。
元々なぜブラジルでボランティアをすることにしたのかを一言で言うと、それは好奇心なんです。
大学に入り、色んな意味で世界の広さを感じつつありました。
そこで、「とにかく遠くに行ってみたい」という思いから、土地も文化も言葉も違うブラジルに行ってしまおうと決めました。
こんな気持ちで、そして言葉はもちろん右も左もわからない状態のまま地球の裏側まで一人でぶっとんだ僕ですが、目を疑うほどの大自然と家族同然のように迎えてくれる村人との生活は、僕にとってかけがえのないものとなりました。
この村の魅力や、僕が体験したこと全てここでお伝えしようとするとものすごい文章の量になってしまうので、ここでお話させていただくことは少し控えさせていただきます。
近況に戻りますが、日本に帰ってからこの村の魅力をより多くの人に感じてもらい、僕がそうだったように多くのことを学んでほしいと思い、現在日本の学生を対象にしたスタディーツアーを企画中です。
もちろん根本にあるのは「もう一度行きたい、もう一度村の友達に会いたい」という単純な思いです。
横浜で毎年行われるその村の活動報告会や、関西大学の授業で何回かそのプレゼンを行い、参加希望者が少しずつですが集まりつつあります。
また、その企画、準備と共に、広島でアルバイトをしてブラジルへの資金を貯めています。
もう半分くらい貯まったので、なんとか予定通り資金は貯まりそうです。
広島の新球場マツダスタジアムでビールの売子もしているので、よかったら僕から買ってくださいね!
ちなみに、先日球場に元気丸の取材が来て、僕も映っている動画が元気丸のHPに近々アップされる予定なので、時間ある方はチェックしておいてください笑
売子の代表としての取材も6月5日のソフトバンク戦の前にあるみたいで、これは球場の社内報にのるみたいです。
とまあ簡単にですが、僕の近況と経験の報告をさせていただきました。
とにかく、元気にやってます!
せっかくなので、僕が城北サッカー部現役だったころの話を少しだけさせていただきたいと思います。
僕が現役だった頃は、最初は下手くそでからかわれたり、仲間に認められなくて何とも言えない気持ちにもなったこともあるし、バカなことをして試合に出れず仲間に迷惑もかけたし、大怪我をして一人で涙していた時期もありました。
それでも、サッカーと城北サッカー部が大好きで、選手権で引退を迎えた瞬間に思ったのは、「城北でサッカーをしてきてよかった」ということでした。自分で一生懸命やったと胸を張って言えるからです。
自分の好きなものに、好きなだけ、思う存分打ち込むことができました。
それができたのは、自分の周りに、自分を支えてくれた人がたくさんいたからに他なりません。
だからこそ、今まで支えてくれた多くの人に心から感謝することができた瞬間にもなりました。
最後になりますが現役の皆さん、どうか今を思う存分楽しんでください。
そのために、「一生懸命」になってください。
今、いわゆるアツい人は敬遠されたりする時代なんでしょうね。
でも、何かに一生懸命でアツい人って本当に魅力的で、必ず人がついてくるものです。
そんな人には、必ずどんなに辛い時にも支えてくれる仲間や偶然が出てきてくれるのだと信じています。
そして、そんな人は人生を楽しそうに生きています。
Qポンを見たら一目瞭然ですよね (笑)
あの年とは思えないキラキラした目をしています (笑)
自分の好きなものに本気になることを恐れずに、そして、本気になれること自体に感謝して、がんばってください。
その先には、本当にかけがえのない大切なものが待っていると思います。
偉そうなことばかり言っていますが、まだまだ未熟な僕です。
ですが、現役の皆さんには、少しだけ長く生きている先輩の独り言としてでもいいので伝えておきたいと思いました。
毎年1月に行われている初蹴りが楽しみで楽しみでたまらないのですが、来年はブラジルにいるので行けそうにありません。
ですので、皆さんにお会いできるのは2011年の1月になるかと思います。
まだまだ先は長いですが、その際にまた皆さんとお会いできること、大変楽しみにしております。
それでは、長文失礼いたしました。
皆さんのご健康とご活躍を、心からお祈り申し上げます。
2009年06月01日
41回生 信広 翔