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〜 OB日記 〜

Vol 20. 番野 孝彦

 

 OB日記をご覧の皆さま、はじめまして。

 42回生の番野 孝彦と申します。

 

 先日、岩井先生の方から連絡頂き、偉大な先輩方や素晴らしい後輩たちの中、

そして、何といっても42回生初が自分でよいのか?と、戸惑いましたが、

稚拙ながら書かせて頂きたいと思います。

 最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 

 まずは、簡単に私の近況と、高校時代どんなやつだったか?

 読んで下さっている方々に向けて、今の自分の思いを綴りたいと思います。

 

 私は現在、関西学院大学 総合政策学部 メディア情報学科所属の4年生です。
(総合政策学部と聞いてピンと来ないと思いますが、けっこうおもろい学部です。
 興味ある現役の方は岩井先生を通じて連絡いただければ、包み隠さずお伝えします)

 余談は置いといて、

 4年生という事で、

残り少ない学生生活を存分に楽しんでいる・・・はずだったのですが、

今年度の就職活動では力及ばず、来年再挑戦する事を決断しました。

 今は、卒業研究と同時に3年生と共に就活に勤しんでいる毎日であります。

 

 

 高校時代はというと、実はサッカー部に入部したのは高校入学後でした。
 (中学は城北卓球部です。自慢ではないですが、卓球でもそこそこの選手でした。)

 入部後、素人の自分が日々の練習についていけるはずもなく、

 毎日、「もう無理じゃーー、辞めたい」 と、家で言っていたのを覚えています。

 

 そうは言いつつも部活を続けていた時、転機が訪れます。

 それは1年生時、応援しながら体感した選手権大会です。

 我々は1次トーナメントでシード校の強豪、銀河学院に対し勝利、

2次リーグ進出を決めました。

 そして、私が感じた2次リーグの舞台は整いすぎていました。プロみたいでした。

 そして次の瞬間には

 「俺、来年ここに出る!!!」と、決めていました。(けっこう真剣に)

 

 その決意後には、旧生という事で既知の友人にも恵まれ、

朝練、居残り練、月・金の自主練をみんなと共にこなし
(というより、手伝ってもらい)、

また幸運にも宮本先生からは練習試合で数多くの出場機会をいただき、

貴重な経験を積め、2年生時の選手権では投票の末、

25人のメンバーに選出される事が叶いました。

 

 当時のメンバーの中には、僕の選出に異論もあったと思います。

僕よりサッカーの上手い同学年・後輩はたくさんいましたし・・・

また、投票後の練習試合でもよく自分のせいで失点・敗戦し

多大な迷惑をかけていました

 特に後輩には何度も歯がゆい思いをさせてしまった事を、

この場をお借りしてお詫び申し上げます。

 ただ、自分自身、選出に見合う努力を他のメンバーよりも

やっていたという自信がありました。

 これだけは今でも胸を張って言える事です。

 

 選手権敗退後には、Bチームのキャプテンを務めさせていただきながら、

練習に励み、総体予選敗退と共に高校のサッカー生活を終えました。

 

 

 そんな高校時代を過ごしていた私から、一つ

「とりあえず何でもやってみる。

 必要・不要の判断はその後でも構わない。」

 事を伝えたいと思います。

 

 こう思わせた所以が二つあります。

高校時代:ド下手が朝練なんてやっても・・・

 その当時、宮本先生は朝、車で最上段脇を通って出勤なさっていました。

 朝練での私の姿を見て努力を感じとり、

試合に多く出場させて下さったのだと自身で認識しています。

             ↓

 何が成功のキーになるかわかりません

 

大学3年生時:ゼミ研究で教授に自身の研究方針を全否定され・・・

 教授の助言を受け止め、自分の色を加えながら研究を進めた結果、

研究協力して頂いた某広告業界3位の大手企業ベテラン営業マンの方から、

ゼミ3、4年含め約30人の中で唯一お褒めのお言葉をいただく。

            ↓

 時には、理不尽な事を先生から言われるかもしれないけど、

まずは自分の中で素直に受け止め、行動に移そう。

 

 

 と、まあこれは特異な例かもしれないですが、

やる前から無意味だとすぐに決めつけないでください。

 そして、やった後にはしっかりと振り返り、次へと活かしてください。

 

 これが自身の経験を踏まえて伝えたい思いであります。

 

 

 この夏には合宿にもOBとして初めて参加させていただきました。

 現役のメンバーと話す機会もあり、意地悪な質問も何度かしてしまいました。

 しかし、私ごときの見知らぬ野郎に対しても物怖じせず、

自分の熱い思いをぶつけてくれました。

 その選手たちの一層の活躍を期待しています。

 

 

 まとまりもなく長文になりましたが、

最後までお付きあい頂き、心より感謝申し上げます。

 

 6月には自身の就職の良い報告と引き換えに、

 広島城北高校サッカー部から総体の嬉しい知らせが聞けることを切に願っております。

 

 

 

 

2010年11月16日
                      42回生 番野孝彦

 


 

 

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