ヒーロー♪
先日、最上段グランドで行われている夏合宿に、
例年通りちょこっと顔を出してきました。
その日の晩に岩井先生から電話がかかってきて、
「ちょっと恵大と話したいって言う人がおるけえ代わるわ。」と言われ、
声を聞いた感じでその相手を同級生だと勘違いてしまいました。
もちろんタメ口で話していたんですが、
結果として受話器の向こうにいたのは宮本先生でした。
まあ必死で謝りはしたんですが、その腹いせでしょうか。
こうしてOB会報誌 (SAIJODAN) に続いて、
見事3年ぶり2度目の執筆を依頼されました。
44回生の小松 恵大と申します。
広島城北高校を卒業し、
明治大学に入学したのが昨日のことのように思い出せますが、
早いものですでに4年生になってしまいました。
このたび就職活動も無事に終わり、
来年の春からは某・映画配給会社に入社する予定です。
仮面ライダーやスーパー戦隊、
プリキュアなどの映画も扱っている会社なので、
小さなお子さんのいるOBの方々には今後ともお世話になると思います。
ぜひ映画館に足を運んで
一緒にヒーローを応援してあげて下さい。
よろしくお願いします。
さて、簡単に近況報告をさせていただきましたが、
OB日記ということで
やはり後輩へのメッセージも書かなくてはなりませんね。
あまり抽象的なことを言ってもピンとこないと思いますので、
具体的なことを言います。
宮本先生は、
実は毎日すごくいいことを言っています。
現役の時は指導者の言葉をついつい聞き流してしまいがちです。
僕もしっかり聞いている風に見せて、
実は割りと聞き流しがちでした。
なんですが、
大学に入って自分の成長を実感するたびに、
「あれ?これってキューポンが言ってたやつだわ。」
と、なるわけです。
僕は今の自分を形成する上で、
宮本先生のある言葉に多大な影響を受けています。
「自分がキャラクターとして出ている
マンガを想像しろ。
そのマンガを読んで、
自分というキャラクターをどう思う?
かっこいいと思えるような自分になれ。」
うろ覚えですが大体こんな感じです。
要するに「自分を客観視しろ。」ということですね。
自分を客観的に見ることができると、
いつの間にか生き方がすごく誠実になっています。
もちろん僕も四六時中これができているわけではないですが、
意識しているのと意識していないのとでは
大きな差が生まれると思います。
宮本先生だけでなく、岩井先生、真造先生、
まあぎりぎりナオさんも良いことをいっぱいおっしゃっています。
いい大人達が多くいる環境は実はそれ程多くはありません。
僕は来年から社会人になりますが、
今でも「広島城北サッカー部でよかった。」と胸を張って言えます。
そして周りの友達を見てみても、
やっぱりサッカー部OBにはいい奴がすごく多いです。
現役の皆さんもまず自分が恵まれた環境にいることに感謝して、
その環境を最大限に利用してください。
高校時代に経験したことはそれがいい経験でも悪い経験でも、
本当に大きな財産になります。
あまり長くなってもあれなので
このあたりで終わりにしたいと思います。
来年からまた新しい生活が始まるので
色々と不安はありますが、
僕も頑張ろうと思います。
最後まで僕の拙文にお付き合いいただき
ありがとうございました。
初蹴りで皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
2012年08月28日
44回生 小松 恵大