広島城北サッカー部で得たもの

 

　

　こんにちは。

　51回生の芝 洋斗と申します。

 

 

　今回はOB日記を

　執筆させていただく機会を下さりありがとうございます。

 

　つたない文章ではございますが、

　最後まで読んでいただきたく存じます。

 

 

 

　私は現在、九州大学の一年生です。

 

　一浪の末やっと勝ち取った大学生活。

　サッカーサークルとダンスサークルを

　掛け持ちして楽しく過ごそうかと

　入学当時は思っていたのですが、

　気づけばヨット部に入っていました。

 

 

　まさか自分がヨット部に入るなんて

　思っていませんでした。

 

　なぜ私がヨット部に入ろうと思ったかと言いますと、

　日本一を目指す部活の雰囲気や人柄の良い先輩方に惹かれ、

 

　そして自分たちが強い大学に勝つには

　どうしたらよいのかをいつも考えながら活動している姿に

　城北サッカー部と似たようなものを感じたからです。

 

 

 

　新歓でヨットを熱く語る先輩方を見ていると、

　サークルでゆるく楽しむ大学生活より、

　部活で仲間と共に熱い日々を過ごす大学生活のほうが

　絶対楽しくて意義あるものになると思って

　入ることを決断しました。

 

 

　良い仲間にも恵まれ、

　ヨット部に入ってよかったと思っています。

 

 

 

 

　話は変わりますが、

　ここからは城北サッカー部で得たものについて

　話したいと思います。

 

 

　まず一つ目は

　かけがえのない仲間 です。

 

　様々な目標を達成するには

　もちろん自分が努力することも大事ですが、

 

　仲間の支えには

　それ以上のものがあると思います。

 

 

　実際私は何度も仲間に救われました。

 

　きっとあの時その仲間がいなかったら

　私は挫折していたと思います。

 

 

 

　それぞれ思うことはたくさんある中、

　それをぐっとこらえて

　仲間に手を差し伸べることができるのは

　6年間一緒にサッカーをしたこのメンバーだからこそ

　できることだと思います。

 

 

　みんなには本当に感謝しています。

 

　飽きるほど一緒にいた仲間たちでも、

　大学生になって会えなくなると

　やはり寂しいもので、

　長期休暇には毎回集まっています。

 

　死ぬまで

　こうして毎年会えるといいなと思います。

 

 

 

 

　二つ目は 自信 です。

 

　高2でライノス（セカンドチーム）にいた時は

　常々トップチームに上がりたいと思っていて、

 

　下手くそな自分がどのようにしたら

　トップチームに上がれるのか、

 

　自分にしかできないことは何なのか、

　自分の武器は何なのか、

　などを常に考えながら練習していた経験があります。

 

 

　あの時のメンバー入りへの執念は誰よりも強く、

　自分なりに一生懸命頑張ったと

　今では胸を張って言えます。

 

 

　城北サッカー部で頑張った経験は

　大きな壁にぶつかった時いつも私を後押ししてくれます。

 

　これからヨット部で経験者もいる中

　レギュラー争いに食い込むことは難しいとは思いますが、

 

　高校時代の経験を思い出して

　これからも頑張っていける自信はあるので、

　諦めずに努力を続けたいと思います。

 

 

 

 

　結局私が言いたいのは、

　城北サッカー部で得るものは

　高校卒業後も人生に影響を与え続け、

　良い方向へ導いてくれるということです。

 

 

　このような経験や絆の深い仲間は

　みんながみんな持っているものではないと思うので、

　一生の宝にしたいです。

 

 

　現役の選手たちにも、

　サッカー部で得たものが

　一生の宝になるように

　ぜひとも一日一日を大切にして頑張ってもらいたいです。

 

 

 

 

　最後になりましたが、

　私はサッカーからは少し距離をとったものの、

 

　今後とも様々なかたちでOBとして

　広島城北サッカー部をサポートしていくとともに、

 

　お世話になった先生方に

　少しずつでも恩返しをしていきたいと思っています。

 

 

 

　最後まで読んでいただき

　ありがとうございました。

 

 

 

2017年07月07日　　　　　　　
広島城北高校サッカー部　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　51回生　芝　洋斗