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〜 OB日記 〜

Vol 42. 浅海 友峰

 

 

『優勝報告』

 

 

 

監督を務める慶應義塾体育会ソッカー部において、

関東大学サッカー2部リーグ優勝をおさめ、

1部へ3年ぶりに返り咲きました。

 

 

 

監督就任直後から

課題や問題はありましたが、

いろいろな方に支えられ、

みなさまに優勝の報告をさせていただけることを嬉しく思います。

 

 

 

 

1927年創設のソッカー部ですが、

過去3人目の広島出身監督だそうで、

 

 

広島出身の方はもちろん、

「俺の恩師が広島出身だ。」

「広島に行ったことがある。」なんていう方も

わざわざ報告してくれて、

 

 

広島生まれ、

城北育ちとして

広島の強い絆を感じる一年でした。

 

 

 

 

 

今年一年間、

学生とともに作り上げてきたことを

少し書かせていただきます。

 

 

 

 

監督をやるにあたって、

シーズン当初に

「走って、走って、走る。」というスローガンを掲げました。

 

 

 

今は情報化が進み、

世界トップの戦術がデイリーに見れる時代です。

 

 

 

 

もちろん

個人、グループ、チーム戦術なしに

勝つことは難しいのですが、

 

 

戦術が勝負を分けるのではなく、

走ること、ファイティングスピリットが勝負を分けるんだ、

 

 

チームへの犠牲心を持ちなさい、

そうじゃないとスポーツ推薦のある大学に勝てないよ、

と繰り返し学生に訴えました。

 

 

 

 

 

その上で

恩師の反町康治監督にお願いして、

松本山雅FCさんの闘志あふれるサッカーを見学し、勉強もしました。

 

 

 

 

 

有り難かったのは、

学生主体の中心のキャプテン、

ヴァイスキャプテンを中心とした

4年生が同じ気持ちで闘ってくれたことです。

 

 

シーズン最後の方は

彼らの発言と私が言いたいことと一緒で、

「これで勝てなかったら俺の責任だな。」と何度も思ったものです。

 

 

 

 

我々指導者は時に、

特にチームの状態が良いと、

自分の力だと錯覚しがちですが、

 

 

チームが勝てるのは、

時にぶつかりながらも必死についてきてくれ、

ピッチ内外で身体を張り続ける選手の力であることを忘れてはならない、

と強く実感した一年でした。

 

 

 

 

 

来年からは、

1部の舞台での闘いとなり、

苦戦することも多くあると思います。

 

 

 

もう来年の戦いは始まっていると、

ハードなトレーニングを12月から行っています。

 

 

 

広島城北と慶應に育てられた身として、

学生の指導に全力にあたることが

恩返しであると思っています。

 

 

 

また良いご報告ができるよう、

頑張っていきます。

 

 

 

 

最後になりますが、

一年を通して応援してくださったOB会の皆様、

いつも気にかけてくださる宮本先生をはじめとする先生方、

誠にありがとうございました。

 

 

 

2019年12月25日    
広島城北高校サッカー部
                      40回生 浅海 友峰   

 

 
 

 

 

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