笑顔と感謝
こんにちは。
54回生の倉岡湖太郎と申します。
高校時代は問題児として
先生方にご迷惑をおかけしたにも関わらず、
このように文を書かせていただけることに感謝いたします。
現在、私は
佐賀県のプロバスケットボールチーム
「佐賀バルーナーズ」で運営スタッフとして働いています。
高校卒業後、
浪人して大学に入りましたが中退。
その後も紆余曲折を経て、
今の仕事に就くことができました。
佐賀というと
「地方の小さな町」というイメージを
持たれるかもしれませんが、
私はスポーツの力で
そのイメージを変えたいと日々奮闘しています。
さて、
なぜ小中高大と問題児だった私が
プロスポーツチームで働けるようになったのか。
そして
「プロになる人」「全国大会に行ける人やチーム」とは
何なのかについて、2つの学びを共有したいと思います。
@ 笑顔と感謝
大学時代、
佐賀のスケートボードショップで
アルバイトをしていました。
バイトを始めて3日で全社員が辞め、
気付けばバイトの自分1人。
未経験のままイベント企画や運営を任され、
失敗ばかりでたくさん怒られていました。
そんな中とある先輩から
「しょぼくれた顔してても誰もお前
イベントなんか遊びに行かないよ?
どうせやるならお前がいちばん楽しめよ」
と言われた時に、
私が最上段で学んだ
「笑顔」と「感謝」を思い出しました。
楽しい時も苦しい時も
笑顔で過ごしてみると
人は自然と集まっていきましたが、
ただ、
笑顔なだけでは
一度集まった人はまた遊びにきてくれない、
そこに
「感謝の気持ち」があることで集まった人は
離れずに一緒にイベントを盛り上げてくれることに
気付きました。
佐賀という地方都市で
小さなショップに人を集めるためには、
そのイベントに関わる人を増やすことで
自然と人は集まります。
この経験を通して
「笑顔の周りには人が集まり、
感謝があれば人は離れない」
ということを実感しました。
先生方が
「相手チームにも感謝をしろ」と言われていた意味が、
ここで初めて腑に落ちました。
どんなに弱いチームとの試合でも、
そこで得られることは多くあります。
その相手チームを下に見るのではなく
感謝の気持ちを持って試合をしなければ
その経験を棒に振るのと同じです。
今は、
どんな経験も楽しんで
感謝をしながら日々過ごしています。
結果として、
このイベントを行ってきた経験が
佐賀バルーナーズでの
イベント企画・運営の仕事につながりました。
失敗すら楽しみ、
感謝を忘れないことで全てが経験になります。
現役の皆さんも
「笑顔」と「感謝」を忘れずに過ごしてほしいと思います。
A プロや全国に行ける人・チームの共通点
プロ選手や全国に行けるチームの共通点は
「自分自身の徹底した研究心」です。
ある選手は
「試合が終わった瞬間から次の準備は始まっている。
ケアができない人はコートに立つ資格すらない」
と話していました。
食事や生活習慣はもちろん、
スパイクの種類や履き方、
バスを降りる足まで研究するそうです。
そこまでして初めて
全国に行ける土俵に立てるのだと実感しました。
現役時代の自分は
体のケアもろくにしていませんでしたし、
高山先生に強制されていた
サッカーノートも適当に書いていました。
そんなやり方では
県大会に行くのがギリギリのラインでした。
広島城北は幸運にも
長期休暇中にはほぼ毎日試合があります。
自分のコンディションをどう整えるか、
どうすれば自分の一番の力を発揮できるのか
研究する機会はいくらでもあります。
私自身、
現役の頃にはそこまで考えていませんでしたが、
現役の皆さんにはぜひ実践してもらいたいと思います。
以上の2つ、
「笑顔と感謝」「徹底した研究心」が、
高校を卒業して私が大切だと感じていることです。
城北だからこそ
学べることも多くあります。
問題を起こしても
笑顔で迎えてくれる先生方への感謝を忘れず、
がむしゃらに挑戦してください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
2025年08月20日
広島城北高校サッカー部
54回生 倉岡 湖太郎