今週の火曜日から水曜日まで、プロサッカーチームにお邪魔させていただきました。
ブラジルのリーグの中では3部リーグにあたり、「バラウーナ」というこの町の地元のチームです。
ほぼ同年代の子たちだったので気も合いやすく、非常にいい思い出になりました。
公式ユニフォームまでもらっちゃいました。
今回はその様子をお伝えさせていただきますね。
寮に到着 〜 練習まで・・・
練習前は、寮に設置されているビリヤードで遊んでいます。
ただし、ボロボロなのでボールは真っ直ぐ転がりません (笑)
(台の真ん中がテープで補強されています)
昼食はもちろんブラジル料理!
たくさん食べて、練習に備えます。
ちなみに写真右の食事をほおばっている彼は、元サンパウロFCです。
その頃、サンフレッチェと対戦するために日本に訪れたこともあるそうです。
灼熱の太陽の中、いよいよ練習です。
やっぱり芝生は気持ちいいですね。
練習後には皆で記念撮影!
楽しかったです。
ちなみにこの日はたまたま地元のテレビ局がきていて、僕も取材されてしまいました。
当日の夜7時からのテレビに僕がデカデカと映っており、
カ「バラウーナは気に入りましたか?」
翔「マジ好き!超気に入った!!」
ってとこだけ使われていました。
もちろん練習はこの日だけだったんですが、テレビでは「攻撃的サイドアタッカーの日本人『チョウ』がバラウーナに加入した!」って報道されるもんだからビックリ。(笑)
しかもSHOではなく、CHO。
そのテレビの様子はしっかりと動画に収めました。
寮の中にある選手達の部屋です。
この日はここで選手達と一緒に寝ることになりました。
プロの選手達と一緒に練習、ましてや衣食住を共にするなんてそうそうない機会ですよね。
ブラジルのバラウーナという地で、僕が「日本人」だったからこそできたというのは間違いないです。
ブラジルにきて、サッカーやってきてよかったなーとつくづく感じます。
「サッカー王国」とも言われるそのブラジルでは、ボールと少しの空間さえあればサッカーが始まります。
そんな国の中では、サッカーが大きなコミュニケーションの手段になるからです。
良い指導者に恵まれながら必死に努力してきた6年間というものは、決して無駄にはなりません。
感謝、感謝、感謝です。
ちなみに、ブラジル人とサッカーしていて思うのは、彼らはサッカーの本質を見失わないということです。
「勝つ。そのためにゴールを守り、ゴールを奪う。」
ボールを回したり、目の前の相手のことも考えつつも、その先にあるゴールをどんな時にも見失わない。
だからこそクリアは豪快だし、前に向かう動きやそれに対するパスが多い、そして何しろシュート数の多さ。
サッカーを楽しむとか組織するなんてのは二の次で、まずは勝つこと。
そのためだけに必要なことを、遊びの時から常に必死にやっているだけなんです。
シンプルです。
だからこそ強い。
まあその点、組織とかは日本に比べて劣ってるとこもあるかなーって思ったりもするし、一概には言えないとは思いますが。
やっぱ日本のサッカーは組織力あると思うから、それを最大限に活かしながら、規則に捕らわれない本質を見据えた柔軟な考え方ができたら・・・って口では簡単に言えますね。(笑)
まあサッカーを見る目なんてのは僕なんかよりも数倍上の方々がたくさんいらっしゃいますので、僕の言うことは「こんなことい いよるわー。」くらいに聞き流してくれて結構ですよ。
大事なのは、何かを見たときに、その人自信が何を感じ何を学ぶかということだと思うからです。
いやーとにかくサッカーからは学ぶべきことがたくさんあります。
サッカーはやはり人生に直結していますね。
サッカーは、素晴らしい!!
サッカーが好きなそこのアナタ、
「パラベーンス (おめでとう) !!!」
2009年11月16日