10月12日 (月・祝)
早朝に体の異変に気づき、突如目覚める。
まさに、下痢。
ほとばしる腹痛に耐えながらトイレに駆け込んだ。
その後何度も何度も駆け込むこととなり、結局ほとんど眠れないまま朝を迎えました。
この日は畑作り。
畑の下にダンボールを敷き、水が蒸発しにくいようにし、更に周りをペットボトルや石でしきり、あげた水が外に流れ出ないようにします。
昼食はハファエル家。
お金のない僕を気づかってか、一緒にご飯を食べることになりました。
フェイジョンとカルボナーラ、ファロッファにご飯、ごちそうさまでした。
その後海でサーフィン。
初めて板で波に乗ることができました!
気持ちよかったですね。
もちろんまだ立てませんが、まあ帰るころには波をつかめるくらいにはなっていたいですね。
海から帰ったらシキトが作ってくれたマカホナーダをいただき二度目の昼食。
さらにその足でカジュー狩りにいきました。
もぎたてのカジューを何個も食べながら帰りましたね。
上の写真にうつっているピンクの服の女の子が12歳のカロリーニ。
僕の大好きな子です。
いたずらばっかりして口も悪い子なんですが、本当は素直で優しい心持ってる子なんです。
僕の日本語教室の生徒でもあり、いつも感想のところにはかわいい日本語で「ありがとう、せんせい」と書いてくれます。
そして、おとなしくできなかった授業の際には、口では絶対に言いませんが素直に「ごめんなさい」と感想に書いてくれるんです。
夕食はマーク (ドイツ人ボランティア) がラザニアを作ってくれました。
いつも何かやらかしてしまいそうな雰囲気を持っている彼。
今日は何をやらかすのかと思っていると、ラザニアの皿をコンロで爆発させました (笑)
おいおいおい!
でも味に支障はありません。
おそるおそるいただきました。
マークありがとう、ごちそうさま!
10月13日 (火)
今日のお昼は真由美さん (ボランティア受け入れ団体代表の方) 宅でごちそうになりました。
マルシアーノ (真由美さんのご主人様) 特性焼きそば!
ほんとおいしかったですね。
マルシアーノがうまく箸を使う姿が何とも言えずかわいかったです。
午後にマリエッタ、ダイアーニとこれからのセッジの使い方について会議していると、ザジーニャが漁から帰ってきてアハイア (エイ) を大漁に釣ったとの情報が。
ダッシュでセッジから浜辺に向かいました。
2分の1匹もらったので、この日の夕食は皆で食べることに。
さて、この日のメインの仕事は牛のうんこ集め。
たい肥をつくるためです。
村を一周するだけでかなりのうんこを拾うことができました。
もちろん素手です。
セッジに帰ってから、さっそく今日拾ったうんこたちを砕いていきます。
それが終わると夕食の準備をして、アハイアをいただきました。
ザジーニャにシキト、アハイアをさばいて料理してくれたキーノ、ありがとう。
ごちそうさまでした!
10月14日 (水)
朝はセッジの掃除と畑いじり。
これだけでも以外と時間かかるもんなんですよ。
それが終わってから、気分転換に一人で海にいってきました。
一人の海って、最高なんです。
ほぼ貸し切り状態の中海でプカプカ浮かんでると、「ショウ!」と聞き覚えのある声が。ウェリントンです。
ジャンガーダの帆を閉めるのが彼の仕事でもあるようで、それを手伝ってからセッジに帰りました。
そしてマリエッタとダイアーニと会議。
11月1日 (日) にフェスタをすることに決まりました!
その名もフェスタ do SUDOKU (数字のゲームの名前) です。
今月の活動の報告と、来月の予定を提示するのが目的。
今月の残りはそれに向けて張り切っていこうと思います!
村の問題に対して行った様々な活動を多くの村人に知らせ、少しでも多くの人が村の問題に関心を持ち、主体のグループ・ジョーベンスの子たちの活動を認めるきっかけになればと思います。
「続ける」って本当に難しいことです。
「継続は力なり」とはよく言ったものですね。
力があるから継続できるんじゃなくて、継続することこそが力なんでしょう。
ジョーベンスの子たちにも、力をつけていってほしいと思いますね。
19時から21時まではみっちりフットサル。
女の子たちの試合に、キーパーとして参加しました。
全戦全勝!
最近、村人への感謝を感じずにはいれません。
というのは、お金がなくなった事件 (※前回の日記参照) 以来、色んな人がご飯に呼んでくれて一緒に食べたり、食べ物をくれたりするんです。
そんな時には本当にその方々に感謝すると共に、幸せを感じています。
同時にこの村のよさを再確認することにもなっていますね。
この村では、決して一人の人や困っている人をほっておかないんです。
村人にとっては、それが普通なようですね。
ハファエル、レウダ、シキト、ザジーニャ、真由美さんとマルシアーノ、マーク、レイア、ヴィヴィアーニ、ホジレーニ、マリーザ・・・
子ども達が自分でとってきたほんの少しのカジューをもらうことでさえ本当に感謝しています。
ちょっとお金を出せば買える状態の時よりも、有難みが数倍違うんです。
財布は貧しくなりましたが、心が少し豊かになったような気分です。
お金持ちの日本からきたボランティアが、お金のない村人に助けてもらっている・・・
なんとも不思議な状況ですね。
そんな彼らに対して今の僕にできることは、まずは感謝すること。
そしてその感謝の気持ちを忘れずに、この村のために働くこと、つまり行動することです。
今の仕事の菜園作りや、木工所の手伝いももちろんのこと、ジョーベンスの活動を助言しながら支えることも。
そんなこんなで、これからもがんばっていこうと思います!
2009年10月20日